毎月の例会に出席され、当日会費を払われた会員の方には「お土産こけし」をお渡ししています。


平成26年12月の例会おみやげこけし

芹澤 洋治
(せりざわ ひろはる )
洋治工人は仕事で福島県の高湯温泉に滞在された際にこけしと出会い昭和48年頃から篠木利夫・渡辺義雄両工人より木地・描彩の指導を受け、こけし製作を始める。 


昭和62年に福島県から長野県茅野へ移られ白樺湖にてユースホステルの経営に従事される。
ユースホステルの経営の傍ら、利用者に伝統こけしや独楽を通じて東北を深く知って欲しいとの考えから伝統こけしを紹介したり、お子様に独楽作りの実演をして木地玩具の世界を紹介する活動をされている。


洋治工人を知ったのは偶々見ていたテレビで長野県にて独楽・こけし作製をされる伝統こけし工人が紹介されたのが切っ掛けでした。


おみやげこけしは本人型二種類です。右は配色が大変素晴らしいロクロ線です。左は土湯系の独特の返しロクロ模様です。両こけしとも頭頂には蛇の目模様、独特の表情をした愛らしいこけしです。
洋治工人から売上の一部を東北の復興の為に役立させて頂きますとのお話を頂いています。


今後も多くの人に東北を深く理解して頂く為に伝統こけし・独楽を作り続けて下さい。            (田中厚志)